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音楽以外にも

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 サイトウキネンもクライマックスに突入。
 フェスティバル最後のプログラムが始まった。内田光子さんのベートーベン「皇帝」、そしてメインのショスタコービッチの交響曲第5番。この曲も私はスネアとタムタムを演奏。
 写真のひげのおじさんは、3年前からフェスティバルに参加しているティンパニストのライナーゼーガースさん。
 先日食事に行ったときに「Mikaは休みの時何をしている?」との質問に私は「コーヒーを飲みながら外でボーっとするのが好き。ボーっとしているけどその間頭の中で音が鳴っているし、やってみたいことなんかを考える」と答えたら「じゃ、休みのときも仕事してるんだね。頭のなかで音か鳴らないほど熱中できるなにかを持ったほうが、人間幸せなんだよ」と語っていただいた。
 この方、大の蝶々好き。虫取りの網持参で松本入りする。練習が始まる前、オフの日、穂高の山に入り蝶々取り。
 「ビール飲もう」と部屋にみんなで押しかけたときに見せてくれた数百匹の蝶々たちが、一つ一つ薄いちいさな袋の中に入れられ、部屋中に散らばっていた。蝶々を語る彼の口調にどんどん引き込まれていく自分も恐ろしい。
  目が輝く彼に魅了され、改めて彼の偉大さを知る。
  何を隠そう世界最高峰のオーケストラ、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の首席ティンパニスト、ライナーゼーガースとはまさにこの人なのだ。

 コンサートは9日、11日そして最終日12日まで続く。
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遠足日和

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 オフのこの日、サイトウキネンのメンバーたちの遠足が美ヶ原高原で行われた。
 写真のヴァイオリンの島田真千子ちゃんとともに2年ぶりに参加した。
 標高2000メートルと聞いていたので,フリースをしっかり持参。寒い寒いと凍える数人から「さすがスウェーデン人」と言われるくらいの完全防備。
 ホテルからバスで1時間ほどで高原に着く。そこから早速真千子ちゃんとお風呂場に直行し、一番風呂を堪能。
 そのあと外に出さらに50メートルほど徒歩で坂道を登ると、ちょうど降りてくる小澤さんと遭遇し、私たちはさらに上に行き絶景を目に焼き付けた。うっすらと富士山も見え感激したが、とにかく強い風だったのであまり長居せず下に降り、昼食会場へ。
 豆腐にてんぷらに栗ご飯にジンギスカン。大満足でそのあとまたお風呂。
 時間配分も完璧で大満足であっという間に時間が過ぎていった。
 山小屋ではスウェーデンのうちにもできる、こけもものアイスクリームを売っていた。
 ジャムやジュースは味わったことがあるが、さすがにアイスクリームは今までなかった。甘酸っぱい感じはまさにこけもも。

 ボランティアの方々、どうもありがとう!
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大感謝

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 小澤征爾さんの71回目の誕生日のこの日、松本文化会館ではアランギルバードさん指揮、サイトウキネンオーケストラによる公演が行われた。曲目はマーラーの5番、我スウェーデンの作曲家であるアンデッシュヒルボリのExquisite Corpse,武満徹さんの弦楽のためのレクイエム。

 私にとっては今年のフェスティバルの幕開けコンサートとなった。
 アランさんと一緒にお仕事するのは、去年の東京のオペラの森にて、アルペン交響曲を演奏して以来2回目。
 実はアランさんは、ロイヤルストックホルムフィルハーモニーの常任指揮者なので、彼の演奏会はたくさん聴きにいった。
 マーラーは編成も大きいし、音楽も広大だし、身体も大きいし手も長いし、まさにアランにぴったり。そういえばストックホルムフィルでのデビューコンサートもマーラー5番だったのではなかったか。
 アルペンにしてもマーラーにしても、アランの出で立ちとぴったりなのだが、実は私は彼の降るベートーベンが大好きだ。
 がんがん振ってしまいそうなベートーベンの交響曲。でも彼のはとても品があり、ドラマチックな場面もクールにしかもスーッと身体にしみこんでくる気がする。音楽が人を癒すってこうゆうことなのか、と思い知らされる。
 今年はサイトウキネンというすばらしい先輩方、そして仲間たちと一緒に演奏できるなんて、感謝の一言でしかあらわせない。
 小澤さんが病気から復帰して、またこうしてサイトウキネンで一緒に演奏できるのもこれまた感謝。

 フェスティバルのメインのひとつで,今年はオペラの代わりにメンデルスゾーンのオラトリオ「エリア」を公演している。
 これにはティンパニのみで打楽器の出番はない。そのため次の公演のリハーサルが始まるまえに3日間の休みに入った。
 松本で3日間もなにをすればいいのか、東京に出ようか、実家にかえろうか、迷ったが、案外じーっとするのが億劫でない私は松本に残ることにして、昨日の休み初日では、映画、美容院、カフェでランチを満喫し、ホテルで練習をしていたらあっという間に一日終わってしまった。
 2日目は「エリア」の最終公演に行って来た。
 そうやってあっという間にフェスティバルも終盤に入る。
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竹島悟史「サウンドガーデン」

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 今サイトウキネンフェスティバルで一緒に出演中の打楽器奏者、竹島悟史さんが、「サウンドガーデンVol1.Let's」というテーマでリサイタルを開く。
作曲家でもある彼が開くこのリサイタルのプログラムはもちろん彼の曲が満載だ。
ゲストに打楽器奏者の萱谷亮一さんを迎え、打楽器デュオも披露する。
みなさんおさそい合わせの上、彼の持つ独特な音楽の世界をぜひ体験して堪能していただきたいと思う。

日時 2006年9月26日 19時開演(18時半会場)
場所 サントリーホール小ホール(東京港区赤坂1−13−1)
全席自由 4000円
お問い合わせ株式会社 1002 (電話03−3264−0244)

竹島さんのブログ http://soundgarden.air-nifty.com/blog/
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