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Landscape

memo37

 スウェーデンの国内を電車にしろ車にしろ、旅をするのは楽しい。
 とにかく自然がたくさん。
 今週の初めに仕事で行ったモーターラ市。たどり着くまでの景色といったらもうため息しか出ない。
 永遠と続く菜の花畑、底までみえる透き通った湖。
 もうずいぶん前から交流のある友人夫婦のお宅に2泊お世話になった。
 菜の花畑のど真ん中に立てられた赤いおうち。お庭にはたくさんのりんごの木と、奥さんの趣味の畑にはたくさんのルバーブの葉が生い茂っていた。敷地内には羊も放牧されて子羊たちも誕生していた。
 地平線のかなたには湖が見える。
 広大なランドスケープと空に広がった真っ白な雲に圧倒される。
 お隣までは約1キロも離れている。本当に信じられない光景だ。
 帰る日の朝、数本の菜の花が黄色の花を開かせていた。1週間後には黄色の絨毯に染まるのだろう。
memo

Duo

music23

 スウェーデンのモーターラ市という小さな町で、5月15日地元の音楽学校の生徒さんたちに講義を行った後、翌日16日に絵画が展示されたギャラリーで、マリンバとヴァイブのデゥオコンサートを行った。
 音楽学校ではロック科があり、髪の毛つんつんの学生さんたちもたくさん来ていて、正直どうなることやらとおもいつつ始めたマスタークラスだったが、意外とみんな乗り気で休憩なしの1時間半、演奏とおしゃべりそして学生さんたちの演奏を聴いてアイデアを出し合ったり、即興演奏で数人と一緒に演奏したりと思ったよりスムーズに終わった。
 新聞に載せたいのでということで、地元新聞の記者さんとカメラマンさんが正面から背後からと細かく写真をとっていた。
 私たちのデゥオはかれこれ8年くらいまえから一緒に演奏しているが、普段の私が演奏しているレパートリーとはかけ離れていて、まずお客さんが聴きやすい曲、メロディー、ハーモニー、リズムがはっきりしているものに加え、マリンバやヴァイブそのもののよさがぐっと出る曲選びをしている。オリジナル曲ばかりだとお客さんが知らない曲ばかりになってしまうので、アレンジももちろんたくさん入れた。
 ラベルの「アルボラーダ デ グラシオーソ」や、パートの「鏡の中の鏡」などはアレンジで、オメラの「Wooden Music」や武満さんの「クロスハッチ」、レスの「エフゴネトローム」などはマリンバとヴァイブのためにかかれたオリジナルの曲だ。
 ラベルを除いてはすべて1984年以降に書かれた曲なので、コンテンポラリーに入るのだろうが、今回はロシアの作曲家デニゾフの曲以外はきれいなハーモニーでできているので、練習も本番もとても楽しかった。
 このデゥオコンサートはこの後、7月初めにワルシャワで、後半にはイタリアのカプリ島でとツアーは続く予定だ。
 去年の夏はクセナキスとジョリベを弾くために、夏休みのすべてを現代曲で埋め尽くしてきた。
 今年は癒される夏になるだろう。(予定。。。)
music

キョイゾォ・・・?

memo36

 ここ数日、いい天気が続いて昨日は19度にもなった。
 5月の第1週の土曜にはボートクラブの水入れの日。個人のセーリングボートやモーターボートをみんなで手伝って海に入れていく。何しろ力仕事。
 飽きっぽい私は1時間作業したらそそくさ引き上げてしまった。でもその1時間のあいだにボートクラブの人から、「日本の経済について」とか「福祉は進んでないようだね」とか、「無職の人がおおいのはなぜか」とかいういろんな人から質問をされた。知っている限り説明したけど、私の知識はたかが知れている。きっと事実じゃないことも言ってしまったかも。。
 みんな日本のことに興味あるんだなぁとうれしくなった。
 先日、小泉首相がスウェーデンを訪端された。スウェーデンの首相のヨーランパーションと会談し、そのことはニュースでも報道され、人々の話題になったようだ。なるほど、みなさんそれでたくさん質問してきたんだなとようやく感づいた。
 「キョイゾォメーはスウェーデンをお手本にしたいようだねー」
  何回も聞きなおした。
 コ・イ・ズ・ミ!
 そのおじさんの発音はしっかりと訂正して帰ってきた。
memo