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イチゴの季節

memo24

 いままでこんなに酸っぱいイチゴを食べたのは、スウェーデンに来てから。
 夏至のこの時期にしか出回らない。
 夏至祭。スウェーデンに住む人々にとって、こんなにうれしい日はない。しかも今年は特にいい天気になりそうだ。
 水温17度の海で長時間およぎ、ブランケットを羽織って外で食事をする。
 はじめこの光景を見たときには驚いたが、もうすっかり私もその仲間となった。
 今年は初めて夏至祭に友人家族を呼ぶ。
 準備のために買い物にいったら、イチゴが山積みしてあり、たくさんの人だかりが。
 手際よくイチゴを売っている、10代くらいの女の子。金髪でとてもかわいい。
 どこのイチゴですかと聞いたら、スウェーデンの南に位置するスコーネ産。
 その説明をスコーネ地方独特の方言でいわれたので、さっぱりわからなかった。
 外国語を習うのも大変だと改めておもい後にした。
 砂糖を少しふりかけてヨーグルトと食べるのもいいし、ケーキにのせたりジャムにしたりもいい。うちでは毎年大量のイチゴジャムを作る。帰国したときに友達や家族に持って帰ると、あっという間になくなったととても評判だ。
 今年も時間を見つけてなるべくたくさん作ろうと計画中。
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引越し

memo23

 6月1日に一軒家に引越しした。1年半ほど探してまわっていたが、ようやく2月に見つけ、契約の後すぐにアパートを売りに出したりと、とにかくばたばたと時間が過ぎて行った。
 スウェーデンらしく、赤い外壁に白いふちのかわいらしい家。敷地には合計3件建っていて、ひとつが住むうち、ひとつが小さいながらもゲストハウス、そしてもうひとつがアトリエだ。
 ストックホルム市内まで車で15分。バスも船も定期便が充実しているので、毎日街に行くとしても時間と手間も今ままでと変わらない。
 なにしろ人口が少ない国なので、ここの景色はまるで田舎だ。福岡の実家よりも田舎だ。
 アトリエまで数十歩。晴れの日には木靴を、そして雨の日には長靴をはいて練習に向かう。
 休憩の時間には外に出て鳥の声を聞きながらコーヒーを飲んだり、ナメクジやカタツムリに驚きながら草むしりをする。
 家から坂を下っていくとすぐ海だ。
 ボートを運良く頂くことになったので、小さいながらもセールがついた赤いボートがぎしぎしいいながら波にゆられている。
 これからはここから季節の移り変わりを、そしてここから発信する私の音楽をお知らせして行きたいと思う。
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