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長靴下のピッピ

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 「長靴下のピッピ」という童話をご存知だろうか。スウェーデンの童話作家アストリッドリンドグレーンの作品だ。先週スウェーデン王立オペラ座では、バレエ「長靴下のピッピ」が世界初演された。王立バレエ団がオリジナルの作品を委嘱したのはなんと40年ぶりとのこと。初演の前に行われる前日のリハーサルに招待され行ってきた。ピッピといえばお金持ちで力強く、ミスターニルソンというサルと黒い斑点のある馬と暮らしているとても自由でチャーミングな女の子。トレンドマークといえば左右色も長さも違うつぎはぎの靴下に大きな皮のくつ。そしてたくさんのそばかす顔の頭には、真横にぴゅーんとはねた固い赤毛の三つあみが。
 オリジナルの作品ということで宣伝にも力が入っている。オペラ座の建物のてっぺんには、誰がみてもそれとわかるピッピの三つあみが飛び出している。
 音楽は以前ピッピの映画を作ったときの音楽担当のメンバーが携わった。
 舞台もとてもすばらしく、ピッピの住む家や、南の島の王様になったお父さんの国、そしてその途中の航海では海の中を設定とし、ピッピと友達のアニカとトミーがくらげや人手たちと戯れるシーンもある。とにかく舞台装置としてはとても夢のあるものばかり。
 子供から大人まで楽しめる。ぜひ聞きに、観に行っていただきたい。
 スウェーデン人の私の友達が数年前コンサートを聞きに行った帰り際に、リンドグレーンさんとばったりあったそうだ。小さいころの憧れのピッピや「やかまし村の子供たち」、「マディッケン」、「エミル」などで親しんでいた物語の作者に何か声をかけようと、出てきた言葉か「Tack!(ありがとう)」の一言しか言えず、もっとなにか気の聞いた言葉をいいたかったのに。。。とがっくりして話してくれたが、私にはこれほど感謝の気持ちを素直に伝えたことばは他にないと思う。気持ちは彼女に十分つたわったと信じたい。
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桜が咲いた

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 桜が咲いた。
 私にとって今年2回目の桜。ストックホルムには日本から持ってこられた桜が、あちらこちらで花びらを広げている。
 スウェーデン在住の日本人の方に会うと、もうお花見に行きましたか?と必ず話題になる。
 そう前に持ってこられた桜ではないらしい。日本みたい川べりに咲く大桜とまではいかないにしても、細い樹の枝にたくさんのはなびらをつけている。
 お花見といっても私の場合は、練習に行く前、お日様の下で少しの間桜を見上げることだろうか。
 昨日家の近くの桜を見に行こうと夕方外に出た。
 生徒のいない日曜日の中学校の門ごしに、たくさんの細い日本桜の樹があり、薄ピンクの花びらがしっかりくっついていた。日本では入学シーズンに咲くさくら。スウェーデンではちょうど春の訪れを祝う、Valborgの5月1日に満開となった。
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