2004.11.28 Sunday
雪の11月
フィンランドへ仕事で行く前、ストックホルムは木々の葉っぱが最後の力を振り絞って、しがみついていた。冬が始まるにはもう少し時間がかかるだろうかと思っていた。
フィンランド滞在中、あまりの寒さにたじろいでいた私は、飛行機でストックホルムに戻り降り立った瞬間、目を疑った。
大雪だった。
夜遅くに到着したので気温もぐっと下がり、マイナス11度だったそうだ。
アーランダ空港に駐車してあった車は25センチも雪が積もっており、雪を払い、ガラスにへばりついた氷をがりがりとり、ようやく車をだしたのは30分ほど経ってから。車に乗ってもジャケットは脱げず、白い息がガラスを曇らせる。
家にたどり着いたのは夜中の1時近く。「ただいま」の言葉も出ずにお風呂場に直行。
日本から買ってきた入浴剤をいれ芯から温まる。
そんな雪まみれの毎日ももう1週間が経った。
朝起きるとカーテンの向こうはもう明るい。雪が光を反射して、いつもより明るく照らす。
道を歩けばとても静か。車の音を吸収してくれるから。
そらを見上げると風にのって小さな雪の結晶がきらきらと舞っている。
人々の足取もちょっと軽い気がする。クリスマスの予定がだんだんと見えてくるからかな。
そして冬至を過ぎれば毎日3分ずつ明るくなってくる。
早いもので今週末はフシュタアドヴェント、クリスマスから数えて4週間まえの日曜日。この日には
クリスマスの飾りを家中に飾る。
家の近くでは毎年この時期にあらわれる、もみの木お兄さんがもみの木を売りにやってくる。
今年ももう売り出されていた。
いつも一番小さいのをおねがいするのに、ずるずると引っ張って持って帰ってき、いざ家の中に入れてみるとあまりの大きさにびっくりする。
そして木の根元にプレゼントを並べてクリスマスを待つ。
私もどうやらクリスマスが待ち遠しいらしい。
クリスマスのことはもう少ししてから書くことにしよう。






