秋も深まってきましたね。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
スウェーデンで紅葉の時期ももうすぐ終わり。 落葉がいたるところに見られるようになりました。とてもきれいな、そしてちょっと寂しげな季節です。
ストックホルム音大で教えるようになってからまだ日が浅いので恩師アンダース ログイン先生がどれほどいままでご苦労されてきたのかをほんの少し体験しております。
その先生が11月3日に永眠されました。
享年57歳。
若すぎます。
夏に調子が悪くなられて、サイトウキネンで滞在中の松本からスウェーデンの先生にお電話をなんどもしました。入院されてはいたもののいたってお元気で、治療にむけてとても前向きなご様子でした。9月15日にストックホルムにもどり早速先生に会いに行きましたが、夏前のお姿からは想像もつかないくらいやせ細っていらして、でも毎日何時間もパソコンと向き合い、お仕事をしていらっしゃる姿がありました。
1週間に1度は病院をたずね、これからの学校のこと、グロリアスパーカッションのこと、
ご家族のことなどなど、何時間もお話になってました。
ここ数週間ほどまえに、クリスマスまで持つかどうかわからないと聞かされたとき、初めてホスピスにはいっていらした意味を改めて悟った私です。それまでは、ここはホスピスだけど、僕は違うんだっておっしゃってたのですが。。。
同じ週に桐朋学園大学の恩師、小林美隆先生がお亡くなりになりました。
先生には作曲家の末吉保雄先生からのご縁での出会いでした。高校生のむずかしい時期に小林先生のレッスンを受けに東京へ行き、音に対する精神力を私から引き出してくれる、そんな魔法のような時間がとても大好きでした。
そして先生の入れてくださるお紅茶の味が私は大好きでした。
あの時、先生はすでに70歳になるかならないかのお年だったのですね。桐朋の最後の弟子となった私ですが、私はまったく怖い時代の先生を知りません。おっとりしていて
本当に素敵な先生でした。
私の音楽人生を変えてくださったこの二人の先生がたに、こころから感謝の気持ちでいっぱいです。受け継いだもの、託されたものがたくさんあります。
精一杯前へすすんでいきたいと思います。














